不動産売買・仲介など中古マンション・戸建・土地のことは兵庫県西宮市の株式会社シフト総合ハウジング

【西宮周辺 不動産査定】不動産売却における見積もりとは

不動産売却における見積もりとは、不動産会社が実際に売り出す際の価格を決めるときに使用する、売却見込み額の算出作業のことです。

売却活動を円滑かつ有利に進めるためには、適正な売り出し価格の設定が求められます。相場や実状よりも高額で設定すれば売れにくくなり、低額で設定すると利益が減って損をしてしまうためです。

そこで、売主より売却相談を受けた不動産会社は、物件を査定し見込み額として見積もり書を作成します。売主は見積もり書の内容を確認し、物件を売却すべきか、その不動産会社に任せるべきかなどを判断します。

【西宮周辺 不動産査定】不動産売却における見積もりが無料の理由

不動産の見積もりには査定や調査が必要ですが、実は基本的に無料で依頼できます。なぜなら、見積もりを行うことは不動産会社にとって営業活動の一環だからです。

不動産会社が報酬を請求するためには条件を満たさなければなりません。詳しい条件は、以下のとおりです。

• 不動産会社と売主との間に契約が成立している
• 契約内容にもとづき、売却活動を行っている
• 売却活動によって不動産の売買契約が成立している

売主は見積もり書の内容や担当者からの説明内容を吟味したうえで、その不動産会社と契約するべきかを判断します。

最初に行う見積もりは、不動産会社が報酬を得るための条件である「売主との契約」の前段階の作業です。そのため、不動産会社には費用を請求する権利はまだありません。

【西宮周辺 不動産売却】不動産の査定額算出方法

不動産の査定額算出方法には、主に以下の3つがあります。

・原価法

査定対象の建物と同じ建物を建てるために必要な原価（再調達価格）を計算し、そこから経年劣化による減額分を差し引くことで査定額を算出する方法です。減額分の金額を出すための要素として、建物の築年数やリフォームの有無などが挙げられます。中古戸建ての建物部分の査定によく採用される算出方法です。

・取引事例比較法

対象の物件と条件が近い類似物件に関する取引事例を調べ、1坪あたりや1平方メートルあたりの単価をベースに、様々な要因を補正ポイントとして査定価格を決める方法です。

1平方メートルあたりの単価をベースにする場合、「平方メートルあたりの平均価格×対象物件の面積×補正ポイント」で算出できます。補正ポイントとして挙げられる点は、築年数や間取り、駅からの距離などです。居住用の中古マンションや、中古戸建ての土地部分の査定によく使用されます。

・収益還元法

対象物件が将来どれだけの収益を上げられるか（収益力）を考慮して、査定額を算出します。計算式は対象物件の年間純収入÷還元利回りで、家賃収入が見込める投資用物件に対してよく使用される算出方法です。