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中古マンションと一口に言っても、築年数や管理状況、リノベーションの有無などはそれぞれ異なります。中古マンションの購入を成功させるために、押さえておきたいチェックポイントをご紹介します。

築年数

よりお得な中古マンションを選ぶ上で、築年数は重要なポイントです。中古マンションの価格は築年数が経過するほど下がるのが一般的ですが、築15年程度を過ぎると価格の下落が緩やかになる傾向にあります。価格が下がりにくくなる築15年～築25年程度の物件を選べば、資産価値が下落しにくいといえます。
また、新築後の５年間は価格の値下がりが著しい傾向があり、一定の注意が必要かと思います。

災害リスク

意外と見落としがちなのが災害リスクです。地震や台風などの自然災害による被害を予測した「ハザードマップ」で災害リスクを確認しておきましょう。

また、マンションの耐震性にも注意が必要です。1981年以前に建築された中古マンションは旧耐震基準に基づいて設計されており、耐震性が劣る物件もあります。築年数が古い物件は、実施されているケースは少ないのですが、耐震診断を受けて必要な耐震補強工事を行っているかどうかも確認しましょう。

適正価格

中古マンションが適正価格からかけ離れた価格になっていないか、事前に相場価格をリサーチしておくのがおすすめです。売主の希望で相場より高い物件もあれば、売り急ぎ・借地権などの理由で安く売り出される物件もあります。

近年はリノベーション済みの物件も増えており、その分の価格が上乗せされている場合もあります。インターネットなどで同エリア・同条件の物件を比較し、相場に見合った物件を選ぶのがおすすめです。ただし、リノベーション済の物件でも、相場よりも安く売り出されている物件もあり、個別性が高いため、注意が必要です。

住環境・管理状態

立地エリアや管理状態は、マンションの売却価格を左右する大きな要因です。周辺環境や管理体制が悪いと、マンションの資産価値が下がるおそれがあります。売却時に価値が付きづらく、住み替えできないという事例もあるため注意が必要です。購入前に住環境や管理状況をよく確認しておきましょう。

初期費用

中古マンションを購入する際は、物件購入費用の他にも印紙税・仲介手数料・登記費用などの諸費用が必要となる点にも注意が必要です。中古マンションの場合の諸費用はケースによって異なりますが、一般的に物件価格の７％程度が目安です。（当社では割引後、4％～5.5％程度となります）

修繕計画やリノベーションの可否

マンションは十数年ごとに大規模修繕が必要となるため、購入前に修繕計画について確認しておきましょう。修繕計画が正しく設定されているかどうかは、毎月の管理費や修繕積立金の支払いにも関わってきます。

また、リノベーション前提で中古マンションを購入する場合は、希望のリノベーションが叶うのかチェックが必要です。中にはリノベーション不可の物件もあるため、事前に確認しておきましょう。

当社では中古マンション売買の豊富な実績を持つスタッフが、誠実な対応でアドバイスを行いますので、ぜひお気軽にご相談ください。
また、中古マンションだけではなく、一戸建てや土地の仲介も得意としております。