不動産投資
物件の購入
阪神間でマンション購入前に知っておきたい「梁(はり)」の基礎知識 ~住み心地を左右する構造のポイント~

神戸・芦屋・西宮・宝塚・尼崎エリアでマンション購入をご検討中の皆様、物件見学の際に「この出っ張りは何?」と気になったことはありませんか?それが建物を支える「梁(はり)」です。
阪神間で地域密着不動産仲介をしている弊社が、お客様からよくいただく「梁」に関するご質問にお答えしながら、快適な住空間選びのポイントをご紹介いたします。
阪神間のマンションに見る梁の特徴
なぜマンションに梁が出っ張るの?
阪神間は地震の多い地域。1995年の阪神・淡路大震災以降、建物の耐震性がより重視されるようになりました。梁や柱は建物を地震から守る「骨組み」として欠かせない存在です。
特にラーメン構造と呼ばれる工法では、柱と梁で建物全体を支えるため、居室内に梁が見える場合があります。
時代による工法の変遷
■1980年代以前のヴィンテージマンション
- 芦屋や西宮の高級住宅街に多い
- 梁の出っ張りが目立つ場合が多い
- 天井高は低めだが、重厚感のある造り
■1990年代以降の新築マンション
- 居住性を重視した工法が主流に
- 梁を目立たせない設計が増加
■2000年代以降の最新マンション
- フラットな天井を実現する工法が一般的
- 神戸の再開発エリアに多く見られる
住み心地が変わる!最新の梁対策工法
【アウトフレーム工法】
メリット
- 室内がすっきり、家具配置が自由
- 築浅の高級マンションなどに多く採用
注意点
- バルコニーの柱が太くなる場合がある
- 購入前にバルコニーの使い勝手をチェック
【逆梁工法】天井高を確保
特徴
- 梁を床側に配置し、天井をフラットに
- 景観を活かした高層階で効果的
【ボイドスラブ工法】開放感抜群
価格への影響
- 一般工法より㎡単価が5~10万円高くなる傾向
- 長期的な居住満足度は高い
阪神間エリア別の構造傾向
【神戸・三宮~元町エリア】
- タワーマンションが多く、最新工法を採用
- 海を臨む高層階では梁の位置が眺望に影響することも
【芦屋~西宮エリア】
- 高級住宅街のマンションは居住性重視
- アウトフレーム工法やボイドスラブ工法が多い
【宝塚~川西エリア】
- 中低層マンションでは壁式構造も採用
- 梁の出っ張りが少ない物件が多い
物件見学時のチェックポイント
必ずご確認いただきたい項目
- 天井高の実測値(梁下での高さ)
- 梁の位置と家具配置への影響
- 照明器具の取り付け可能位置
- エアコンの設置場所
弊社スタッフがお手伝いできます
- メジャーを持参し、実際のサイズを測定
- 家具配置のシミュレーション
- 将来のリフォーム可能性のご説明
梁を活かしたインテリア提案
阪神間のお客様に人気のアレンジ
■間接照明でムードアップ
- 芦屋や西宮のお客様に人気
- 梁に沿ってLEDテープを配置
■アクセントクロスでメリハリ
- 西宮のファミリー層に好評
- 梁を境界に色を変えて空間を演出
■収納として活用
- 尼崎の実用派ファミリーに人気
- 梁下にオーダー家具を設置
購入時の注意点とアドバイス
構造変更は原則不可
梁や柱は建物の安全性に関わるため、個人での変更はできません。管理規約も必ずご確認ください。
築年数による特徴を理解
- 築浅物件:最新工法で梁が目立たない
- 築古物件:梁があっても価格メリット大
- ヴィンテージ物件:構造を活かした重厚感が魅力
まとめ
梁の有無や位置は、マンション選びの重要なポイントの一つです。阪神間の豊富な物件の中から、お客様のライフスタイルに最適な住まいをお選びいただくお手伝いをさせていただきます。
弊社ではリフォーム業者のご紹介(梁を活かした提案)も可能でございます。物件見学の際は、ぜひお気軽にご質問をお寄せください。阪神間の住まい探しのプロフェッショナルとして、お客様の理想の住まい実現をサポートいたします。
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